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矯正ブログ

2つのマウスピース型矯正歯科装置の比較

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皆さんこんにちは。

マウスピース型矯正歯科装置にはいろいろな種類があります。今回は当院で使用している2種類について説明していきます。

マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)

マウスピース装置一回1mm~1.2mm動かすマウスピースを、その都度型どりをして日本の矯正歯科専門の技工所で作製します。基本は1回ごとのマウスピース作製となります。

当院では、部分的な歯並びを改善する場合にもお勧めしており、元々の歯並びの状況や患者さんの希望により何回マウスピースを作るか決めます。

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)

1回約0.2mmずつ動かすマウスピースを、治療開始前に歯並びをスキャン(光学印象)してすべてのマウスピースを作製します。

こちらは主にライトパッケージとコンプリヘンシブパッケージの2種類があります。ライトパッケージはマウスピースの個数は最大14個、コンプリヘンシブパッケージはマウスピースの個数は無制限となります(だいたい30~50個の場合が多いです)。

iTero elementライトパッケージは主に上下前歯の歯並びを治す症例に適応となり、コンプリヘンシブパッケージは全体的な歯並びを治す症例に適応となります。

また、その他にエクスプレスパッケージ(マウスピースの個数が7個まで)やインビザライン・ファースト(成長期の子ども向け)など様々な治療方法があります。

治療をする際は、歯に歯と同じ色のアタッチメントという突起をつけたり、上下で歯にゴムをかけたりすることで、効率的に歯を動かしていきます。

それぞれのメリット、デメリット

次に2つのマウスピース型矯正歯科装置のそれぞれのメリット、デメリットについて説明していきます。

マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)

メリット

●上のみ治療したい、下のみ治療したい方にも適応できます。

●当院の場合、1回マウスピースを作るたびに装置代が発生する都度払い制(他院は不明です)で、自分で治療の終わりを決めることができるため、少しでも費用を抑えたい場合に適しています。

デメリット

●1回の移動量が多いため(1回の移動量が約1mm)、マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)に比べると痛みが大きいです。

●マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)に比べると細かな歯の動きをすることは困難です。

●当院では主に前歯のみの改善のため、かみ合わせの改善は困難です。

●装置を作るたびに毎回型どりが必要です。

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)

メリット

●治療開始前にどのように歯並びが治っていくかのシミュレーション画像を見ることができます。

●マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)に比べて一回のマウスピースの歯の移動量が少ないため、痛みが少なく歯にも優しいです。

●マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)に比べて細かな歯の動きが可能です。

●コンプリヘンシブパッケージは全体矯正(前歯だけでなく奥歯も動かす)が可能で、かみ合わせの改善も可能です。

●当院の場合、装置を作る際に型どりが必要ありません。従来の矯正装置を作成する場合は型どりが必要でしたが、歯並びのスキャン(光学印象)で装置が作成可能で、型どりが不要のため大変な思いをしなくて済みます。(歯科医院によっては型どりをして装置を作ることもあります)

●マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)に比べてマウスピースの辺縁が短いため、装着感が良く違和感が少ないです。

デメリット

●マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)に比べると基本的に高額です。

●歯につけるアタッチメント(突起)がとれたり、着色の原因になったりします。

予算、治療期間、どこまで治したいのかなどの患者さんの希望を聞き、相談したうえで、どの装置を使用するか決めていきます。

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