よくあるご質問・Q&A

矯正治療の期間について期間は主に以下の3つがあります。期間は目安です

 

1.動的治療期間(歯を動かしている期間):

一般的に矯正の治療期間といえば、この動的治療期間をさします。子どもさんで1年から2年、 中学生以上の全体矯正で2年~3年、部分的な矯正で数か月~1年くらい。


2.保定期間(動かし終わった歯を固定する期間):

1年〜3年、 動的治療期間の後で行います。


3.観察期間:

永久歯の生え換わりや顎の成長の観察期間・状況によります。

歯が揃っていない時期から始めると期間が長くなるのでは?確かに小さな子どもさんから始めると治療終了まで長くかかる事があります。


理由は大人の歯が出てくるのを待つ観察期間、顎の成長を観察する期間があるからです。


小学2年生からはじめて中学校卒業までとなる方もいます。ただしずっと矯正治療をしているわけではないのでご安心ください。

小さいうちしかできない矯正治療(成長を生かした矯正治療)を行えるメリットがあります。

検査しないと治療方法がわからないのはなぜ?矯正治療は、骨格や筋肉のバランスも考えて治療を行うため、検査を行います。

検査でレントゲンや歯型をとり、総合的に調べてから、治療の計画をたてます。

治療期間が長いのはなぜ?矯正治療は、歯に力を加えることで歯が骨の中を移動していきます。


骨の再生を促しながら治療を進めていきます。骨の再生までは時間が必要ですので、最終的に矯正治療の期間が長くなります。


力を強くすれば動くのではとよく質問されますが、力が強すぎると、歯や、歯周組織にダメージを与えることがあります。お体が適応できるやさしい力で治療していきます。

虫歯になりやすくなるのはなぜ?矯正の装置が取り外し式の場合

 

歯を磨く時に装置を外せます。そのとき装置も磨いていただければ、装置によるむし歯のリスクが高まることは通常ありません。


固定式の装置の場合

 

歯に直接つけるため、歯に歯ブラシが届きにくく歯磨きがしづらくなります。そのためむし歯のリスクが高まります。フッ素塗布なども併用することをお勧めします。矯正治療が終わると歯並びが良くなり、治療前より磨きやすくなります。

矯正治療の痛みはどのくらいあるの?痛みには、大きく分けて2つあります。


1 歯が動く痛み


まず、歯が動く痛みについてお話します。歯の動く痛みとは、咬んだときに歯が痛い、ワイヤーにより締め付けられ、歯が浮いたような感じがする痛みです。小学校の低学年では、あまり痛みを感じないようです。年齢が上がり、骨が硬くなるにつれて痛みを感じやすくなります。
一般的に初めて装置をつけて2、3日〜7日くらい、ワイヤー調整後1〜3日くらい痛みを感じます。痛みのピークは、装置をつけた次の日やワイヤー調整後の次の日です。そして、少しずつ痛みが減り、痛みが消えていきます。ただ、個人差が大きくほとんど痛みを感じない方もいらっしゃいます。


2 装置があたる痛み(歯ぐき、頬っぺたの内側、唇)


ワイヤーや装置が頬にあたって痛い場合があります。装置に自分で保護材をつける、クリニックで装置を丸めるなどしてなるべく痛くないように対応します。通常装置をつけた1〜2ヶ月間は違和感、痛みを感じ、数ヶ月経過すると慣れている方が多いです。もともと口内炎になりやすい方は、よく口内炎になると言う声を聞きます。

歯を抜かないといけないのはなぜ?歯は全員抜く必要はありません。主に、歯を抜くことが多い歯並びを紹介します。

1.歯の大きさがとても大きく、顎が小さく歯が並びきらない場合。

2.歯が出ていて、口が閉じにくい場合。

3.ひどい出っ歯の場合。


また、歯並びの安定のため親知らずの抜歯をしたほうがいい場合もあります。抜く時期は、治療前、治療中、治療後があります。

装置をつけたまま運動はできるの?固定式装置の場合

ボクシング・キックボクシング・プロレス・大相撲などは固定式装置はやめたほうが無難です。

柔道・レスリングなどを本格的にやる場合は主治医と相談したほうがよいでしょう。

アメフト・ラグビーなどは本格的にやっているか、ポジションなどにもよりますが、人と激しくぶつかるスポーツは装置がとれやすいと思います。主治医と相談したほうがよいでしょう。

マウスピース矯正の場合

スポーツをしている時に歯をくいしばる事が多いと、マウスピースが壊れやすいと考えられます。


取り外し可能な装置の場合

激しく動くスポーツは装置を一時はずしてもらっています。

 矯正装置をして楽器はできるの?吹く楽器は全く影響がないとは言えません。 トランぺット・ホルンなどは影響があると思います。 クラリネット・サックスは少し影響があるようです。フルートは比較的影響が少ない楽器です。 どちらにしても個人差がありますので一概にはいえません。 また装置をつけていても、練習していくと普通に吹ける方もいます。プロを目指している場合やプロ演奏者は、一度試しに付けることができるかなど相談してみてはと思います。 吹奏楽部では矯正治療中の先輩や、顧問の先生に相談すると矯正治療するならこの楽器が良いのではとアドバイスをもらえることもあるようです。 咬み合わせの関連で楽器の種類を変更した方が良い場合もあります。(歯を咬む楽器や歯に強く押し当てる楽器など)

装置をつけて食事はどうなるの?固定式の装置の場合、硬い食べ物は食べにくい事や装置が外れやすくなるので注意が必要です。

また、もちキャラメルなどの粘り気のあるものなども避けた方が良いと思います。

ホウレンソウ長ネギもやしなどの繊維性の食べ物はつまりやすくなりますので、しっかり歯ブラシをしてください。

記事監修者:長津田矯正歯科 山本 知寿

平成6年東京歯科大学卒業。

矯正専門歯科医院、大学病院矯正科を経て平成17年長津田矯正歯科クリニック開院。