子どもの矯正

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子どもの矯正とは

マルチブラケット装置

子どもの成長を活かし、土台を整える矯正治療です。子どもの時期は、骨がやわらかいので、その特性を生かした矯正治療を行う事が多いです。細かな歯並びを治すというよりも、少しでも良い永久歯列に促す事が目標になります。

子どもの矯正の目的

具体的な目標としては、永久歯が並ぶためのスペース作りをしたり、上下顎の骨格の不調和(出っ歯や反対咬合)を緩和する事です。

そのため、子どもさんの成長を利用して矯正治療を進めるためには、時期が限られます。また、歯並びや歯の大きさにより、子どもの矯正には向き不向きがあります。より歯並びをきれいにしたい場合は、永久歯に生え変わった後で、全体矯正を行います。※

当院では、子どもの矯正のみで満足された方が約62%です。
2006年〜2011年当院データより。

対象の歯並び

対象の歯並び

永久歯の歯の大きさは標準的だが、歯が並ぶ顎が狭い方。上下の顎の土台がずれ(骨格の不調和)が軽度から中等度の方。

矯正治療の時期

子どもの矯正治療の時期

永久歯の前歯の並びが気になる方、上の前歯が出ている方は、6・7歳くらいからの治療を始める事が多いです。反対咬合に関しては、3歳から7歳くらいからの治療になります。歯並びによっては、もう少し後の時期から子どもの矯正を始める方や中学生以降の全体矯正からの治療が向いている方もおります。

子どもの矯正に向いていない歯並び

子どもの矯正治療は始める時期がとても大切なので、歯並び・咬み合わせで気になるところがありましたら、7歳までに一度矯正専門医院(矯正医)で診ていただく事をお勧めします。

子どもの矯正の期間

動かす期間としては1年から3年くらいが多いです。上下顎の骨格の不調和があり、骨を動かす必要がある方がこの期間の中でも長くかかる傾向があります。

子どもの矯正の期間

歯が生えてこない・足りない

歯が生えてこない(埋伏歯)

歯が歯茎や骨に埋まっている状態で、自然に生えてこない状態を「埋伏歯」といいます。レントゲンを撮影し、歯が埋まっている位置を確認した上で、治療の必要性を判断します。

歯が生えてこない(埋伏歯)

歯が埋まっている方向によっては、他の歯に影響を与えることも。そのような場合には治療が必要になり、埋まっている歯に装置を付けて、引っ張り出す治療をおこないます。

歯が足りない(先天性欠損歯)

生まれつき歯が足りないことを「先天性欠損」といいます。歯が足りない本数には個人差があるため、状態に応じて治療が異なります。

歯が足りない(先天性欠損歯)

まずは、埋伏歯と同様にレントゲン撮影をおこない、歯の有無を確認します。また、欠損が6歯以上の場合には矯正治療が保険適用となります。

埋伏・欠損の治療例

歯列を拡げる床矯正

床矯正を使用する目的・年齢

床矯正とは、子どもの歯を支える骨の成長が止まる前に、画像のような取り外しのできる装置を使い歯列の幅を拡げる矯正治療法です。使用時期の目安は、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)の6歳〜11歳です。

歯列を拡げる床矯正

治療の流れ

  • 初診カウンセリング

    お子さまの歯並びで気になっている部分をお伺いします。治療方法や治療期間、矯正料金などは初回カウンセリング時に概要をご説明いたします。

    気になる事はどんな小さなことでも聞いてください。

    初診カウンセリング
  • 検査・診断

    お口の中とお顔の写真撮影、レントゲン撮影、歯型とりなどの検査をおこない、検査結果をもとに治療計画を立て、診断いたします。

    検査・診断
  • 第一期治療

    子どもの矯正治療は、第一期治療と第二期治療に分かれます。まず、第一期治療では、歯がキレイに並ぶスペースをつくり、抜歯の選択については第二期治療で判断します。

  • 第二期治療

    第一期治療後、永久歯が生え揃うまで経過観察をおこないます。必要に応じて第二期治療をおこない、正しい歯並びと噛み合わせに改善します。

  • 矯正治療終了・経過観察

    歯並びと噛み合わせに改善したら、装置を外して矯正治療は終了です。その後、動かした歯が安定するまで経過観察をおこないます。

    矯正治療終了・経過観察

子どもの矯正費用について

矯正基本料金

幼児期
(3歳ごろ〜5歳ごろ)
110,000円
〜220,000円
学童期
(5歳ごろ〜10歳ごろ)
※198,000
〜385,000円

※264,000円~363,000円の方が多いです。

矯正料金・料金表

子どもの矯正でよく使う装置

マウスピース型矯正歯科装置
(インビザラインファースト)※

一期治療で使用するマウスピース型矯正歯科装置です。

マウスピース型矯正歯科装置(インビザラインファースト)

マウスピース型矯正歯科装置(インビザラインファースト)は、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。未承認医薬品を用いた治療について

マルチブラケット装置

全体の矯正治療を行う場合の一般的な矯正装置です。

マルチブラケット装置

マルチブラケット装置

側方拡大装置(床矯正)

顎が小さくて歯が並びきれない場合に使用し、顎を広げます。痛みも少なく、目立ちません。

側方拡大装置(床矯正)

側方拡大装置(床矯正)

機能的矯正装置

主に学童期に顎の成長をコントロールし、出っ歯や受け口を改善する矯正装置です。

機能的矯正装置

機能的矯正装置

固定式矯正装置

奥歯に矯正装置をつけてあります。 このタイプは、歯の内側にあるワイヤーがバネになっており、歯列の横幅を広げます。

固定式矯正装置

固定式矯正装置

顎外固定装置

上の前歯を後方へ移動できます。

顎外固定装置

顎外固定装置

子どもの矯正の治療例

治療前
治療前
治療後
治療後

子どもの矯正の治療例は以下よりご覧いただけます。

主訴 上の前歯が生えてこない、下の前歯の凸凹
診断名 上下顎叢生を伴う上顎前突
年齢 7歳
使用装置 拡大床・部分的にマルチブラケット装置
抜歯部位 非抜歯(第一段階)
治療期間 2年 2ヶ月
費用 ¥376,000(税込)
リスク・副作用 装置の使用の協力が得られないと、第一段階治療後も叢生が残る可能性があり、歯の生え変わりや顎の成長においては、第二段階治療が必要なことがあります。

子どもの矯正の治療例

記事監修者:
長津田矯正歯科クリニック 山本 知寿

平成6年東京歯科大学卒業

矯正専門歯科医院、大学病院矯正科を経て平成17年長津田矯正歯科クリニック開院。平成28年日本矯正歯科学会認定医取得。

歯科医師紹介