こんにちは。今回は矯正治療で使用する装置についてお話させていただきます。

矯正装置にはどのような種類があるのか?

マルチブラケット装置

主に永久歯に生え変わってから全体の矯正治療を行う場合の一般的な装置です。幅広い不正咬合に適応されます。一つ一つ歯に装置を付けていき、前歯から奥歯までワイヤーを通します。

側方拡大装置(取り外しできるタイプ)

入れ歯のようなプレート状の装置です。装置についたネジを段階的に回していくことで、歯列の幅を広げて永久歯の生えるスペースを増やす方法です。

痛みも少なく目立ちにくいです。自然に永久歯をよい歯並びに誘導します

側方拡大装置(固定式)

奥歯に矯正装置をつけてあります。 このタイプは、歯の内側にあるワイヤーがバネになっており、歯列の横幅を広げます。

顎外固定装置

  • ヘッドギア…上顎の成長抑制をさせたり、上顎の歯を後ろに動かしたりする時に使用します。取り外しができる装置で上顎の奥歯の装置に針金を差し込み、頭や首を支えにして後方に引っ張る力を加えます。夜寝ている時とそれ以外は家にいる時に装着します。
  • 上顎前方牽引装置(フェイシャルマスク)・・・反対咬合の治療に用いられる装置です。取り外しのできる装置で、額と顎に付けた装置の間に、上あごを前に引っ張るためのワイヤーが付いた装置です。フェイシャルマスクを顔に取り付け、口の中に付けた矯正装置とフェイシャルマスクにゴムをかけて、前方に引っ張ります。夜寝ている時とそれ以外は家にいる時に装着します。
  • Jフック・・・上の前歯を効果的に後方へ移動させます。マルチブラケットに用いられ、頭にかぶり口の中のワイヤーに引っかけて使用します。夜寝ている時とそれ以外は家にいる時に装着します。

機能的矯正装置

筋肉の動きを利用して顎の発育を誘導し、上あごと下あごの咬み合わせがよくなるようにします。主に自宅にいる時に使用します。

歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)

3〜5歳頃の反対咬合の治療に使用されます。歯の周辺の筋肉が歯に与える圧力をコントロールする装置です。 取りはずし可能で家にいるときに使います。 口の中に入れるほとんど目立ちません。特殊なプラスティックでできています。

保定装置(リテーナー)

矯正装置で動かした歯を安定するまでおさえておく装置です。取り外し式タイプ、固定式タイプ(フィックスリテーナー)、クリアリテーナー(取り外し式)があります。

マウスピース型矯正歯科装置

取りはずし可能な透明な矯正装置です。 2〜3週間ごとに装置を取り替えて、歯並びを治していきます。特殊なプラステックでできています。

矯正している事が他人から分かりにくい食事の時に外せるので、食品の制限が少なく食べ易いです。歯磨きの時に外せるので、衛生面の管理もしやすいです。