みなさま、こんにちは。
今回のブログでは、矯正治療中の歯ブラシの注意点・食事の際の注意点・日常生活での注意点をそれぞれお話させて頂きます。
歯ブラシの注意点
まず私は、矯正治療中において一番大切なのは歯ブラシだと思っています。
残念ながら、治療の途中に虫歯になってしまって治療期間が延びてしまった、治療を終えられた後に虫歯の治療にかなり費やさなくてはいけないケースを何度もお見受けしました。
使用する歯ブラシは、通常のタイプとのものとワンタフトブラシというタイプの2種類のものを使用します。
こちらがワンタフトブラシです。
まず、通常の歯ブラシで細かく丁寧に磨いていきます。ある程度磨けたら、今度はワンタフトブラシでブラケット周りをより丁寧に磨いて下さい。
ポイント
- 必ず、奥歯から前歯に向かって磨くこと。
- 磨く順番は毎回同じにすること。
- 力を抜いて細かく動かしましょう。
- 鏡を見て磨くことをおすすめします。
食事の際の注意点
ワイヤー矯正で使用するブラケットという歯に装着する装置は、矯正治療が終了したら外すものなので、ある一定の力が加わると外れるようになっています。
なので、固いものをガリガリ咬む事は避けましょう。
例としては以下のようなものが挙げられます。
- 固いおせんべいやリンゴなどは前歯で咬みちぎらず、一口サイズの大きさにして奥歯で食べるようにしましょう。
- ジュースの残りの氷をガリガリ咬んでも外れてしまう場合があります。
- 固いものに限らずとも、お餅やサンドイッチ・ハンバーガーなどのパン類も意外と粘着性があるので外れてしまう事があります。
- 大きなかたまりは、細かくして食べるようにしましょう。
- 夏場にアイスキャンディーを噛んで取れることもあります。
治療中に食べるのがあまり好ましくないもの
ガム・キャラメル・ハイチュウ―・グミ・お餅などは特に外れやすいです。
日常生活の注意点
球技や格闘技系などのスポーツでは、ぶつかってしまう事によりお口の中が切れてしまうので気を付けましょう。バスケやハンドボールなどは注意が必要です。
食事や間食をした後は、簡単にでもサッと歯ブラシが出来るように常に歯ブラシを持ち歩くようにしましょう。万が一歯ブラシが出来ない時は、せめてブクブクうがいをするようにしてください。
歯ぎしりをよくする方も装置が外れやすくなります。歯ぎしりがひどい場合は担当医に相談してみてください。
以上の様な事を心がけて、少しでもストレスがなく満足の出来る歯並びを手に入れ、素敵な笑顔でお会い出来る事を楽しみにしています。